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その7 Dimension9200 CPU交換!

無事CPUは届いていたが、なかなかできず、やっと実施。今回はちょっと長くなる・・・
まず、
CPUを温める!という情報をどこかで見た覚えがあるのでこれを実施。特に今日は寒いし。CPUと放熱フィンの間のシリコングリスを温めて剥がれやすくする・・・と聞いたような。
そこで、CPUの温度を表示するソフトを導入。RealTempが良さそう。これ、ダウンロードしたら、解凍したファイルを、適当なフォルダを作って全てここにコピーし、RealTemp.exeというファイルを起動すればOK。


CPUを動かすには・・・スーパーπとかいいのかな?でも今更面倒なので、マイホームデザイナーのレンダリングを使う。実は、マイホームデザイナーの3D表示にはグラボを使うが、レンダリングはCPUのみ!
5M位のファイルサイズのモデルを開いてレンダリングする。
 CPU100%負荷で10分位連続動作すると、30度を超える位になった。
ちょこちょことやってる間に20分位経ったので、これで良しとした。室温10℃です・・・

いよいよ電源を落とし、まず、PCの裏の配線を撮る。
 汚いけど、これ、後で物凄く役に立つ。まぁ、キホンでしょう。

CPUは超簡単包装で届いていたのでこれを開封!(小さく切ったダンボールに載せて、ラップ巻いてある。大丈夫か?)

 念のため、中身も写真を撮っておく。真ん中の黒くてデカイがCPUの放熱フィン。
 その両側がプラスネジ2本で止まっているのでこれを緩める。スプリングが仕込んであるようだ。長めのドライバーが無いと届かないので注意。写真のもちょっと短いが無理やり。このネジ、ポロッと取れないようになってる。素晴らしい。
この黒いボックスどうやって外すのかと思ったら、片側を支点にして開くようになってた!しかも取れる。よく出来てる。
 開いたばかり。汚い・・・
確かに、グリスが温まっていた方が何かと良さそうだ・・・
ただ、もう古いせいか、表面がさらっとしていて全然グリスっぽくない。
 なるほど巨大なフィンが付いてる。

ここで中断して、ホコリ取り作業に。エアーダスターみたいなスプレーでゴミを落とす。
 いつ買ったのかわからないがあった。
これ、20秒程連続で使うと、缶が冷えて出が悪くなる。暖めながら使わないと威力が落ちる。あとは、ファンとかは綿棒で地味に清掃。外し方わからんし、思ったほど汚れてなかったので。
ただ、本体下にあるファンの表側はかなりホコリが詰まっていた。ここは時間かかった・・・

まぁまぁキレイになったので、CPUを外す。
 金属のハンドルが引っかかっているのを外して上に持ち上げる。
 そうすると窓枠みたいなCPU固定カバーを開くことができる。
 もはやCPUは載ってるだけなので、簡単に手でつまんで取れる。グリスで文字は見えない。
 6400の裏側。

 6700を載せた!グリスはまだ塗ってないがピンぼけで字が見えない(^^;)
向きが決まっているので注意。ソケットの角の切り欠きとCPU角の金の三角マークを合わせる。(元のCPUと同じ位置に三角マークを合わせる)
 NewCPUセット完了!

ここで、古いグリスを落としてみる。エタノール95%があったなぁ。これをティッシュに含ませグリスを拭き取る。まず、放熱フィンで試す。
 が、拭き取ると→ 

簡単に取れてキレイに!!
 CPUも文字が見えるようになった!どちらも大した量は付いてない感じ。これL2ステップというやつだな。よくわからんけど。

 シリコングリスはヘラ付きで600円。熱伝導率7.6W/m-kというものにした。
 滴下!!このくらいかなぁ。
よくわからんけど、ホントは薄い方がいいはず。CPUと放熱板の凸凹を埋めるためのものなんだから。
 ヘラで伸ばした状態。これでいいのかはわからんけど・・・
放熱フィン側には何も付けないで、元に戻す。一度付けたら取らない、方がいいと思う。そのままネジを締め完了!!やること自体は簡単でした。時間はかかったけど。そういえばCPUを交換したのは、WinChip以来だぁ。

いそいそ元に戻し、 写真見ながらケーブルを復元して、電源投入!

無事、動きました!
でも立ち上がりはそんなに変わった感じはしない。
同じマイホームデザイナーのファイルをレンダリングしてみる。
 10℃位高くなったような・・・グリスの問題か?これでいいのか?わからん・・・
E6700の許容温度は60.1度らしいが・・・(E6400は61.4度)
ま、夏までは困りそうにないのでこのまま(^^;)
ちなみに、
6400で 7分33秒 かかったレンダリング時間が・・・6700では 6分00秒 になりました!ほぼCPUのクロック比通り。
で、

う~ん、 5.1 → 5.5 になっただけかぁ。
やっぱりこんなもんかなぁ。メモリーが一番効果あった感じだなぁ。結果として、私が使う分にはVista終焉まで使えそうな感じにはなったし、まぁいいとしよう!

ところで、
グラフィックボード:GEFORCE GT610(LowPro FAN DDR3 1GB CPU810MHz MEM1200MHz):5480円(保証料500円含む)
メモリ       :PC2-6400(800MHz)                   :1044円(1GB×2枚)
CPU        :Core2Duo E6700                     :2848円(決済料98円含む)
シリコングリス  :7.6W/m-k、0.06℃-in^2/w                :600
合計        5480+1044+2848+600= 9972円

他に、長いプラスドライバー、アルコール、ゴミを吹き飛ばすもの、綿棒、ティッシュ、など。古い割に金がかかるねぇ。グラボが新品だからか。いや、1万円でこれならマシな方か・・・

あと、
真冬だったが、かなり涼し気な格好で作業した。室温10~11℃で湿度54%。
湿度が50%を下回ると、静電気がかなり起きやすくなると聞いている。そこで、セーターを着ないで、暖房もつけないで作業したので、寒かった!
(もちろん、フタを閉めてからは暖房つけました)
やっぱり、CPU交換は春か秋だなぁ。夏は汗が基板に・・・

パソコンにもある季節感ということで。

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