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母 退院!!その後

退院→施設へ戻った 当然のようにひと騒動起きるので・・・忘れないウチにメモ
 

内容は、
●母のドタキャン騒動
●病院のずさん管理
●母さっそく怒る!

の3本立てだ。

■母のドタキャン騒動

朝9時頃迎えに行く・・・という約束で9時3分位に行ったら、ちゃんと着替えて待っていたが、
行くなり、「今日はやっぱりイケなくなった!泌尿器科に行かないと!!誰も連れてってくれん!」と深刻そうに言う。
看護師さんの方を見ると、ちょっと困った顔してる。

はは~ん、いつもの症状だな・・・

直前になるとやりたくなくなる(というより突然の現状維持希望)症状発動だ!
母に聞くと、
「昨日からおしっこが大量にでる。泌尿器科で検査してもらわんと。」というような内容。
昨日は、泌尿器科が休みだったので、今日受けたいが看護師が連れて行ってくれない、というようなことだった。
『おしっこが出るのはいいことじゃないの?』と言いつつ、『で、どこか痛いの?』と聞くと、
「いや、どこも痛くはない。出るだけ。」
『じゃ、今度戻る施設も隣にデカい病院ある。問題あればそこで診てもらえばいいじゃないか。」と言ったら、
「そうしようか」となった。(もちろん、病院からは”異常無し”と聞いている)
確かに、尿路感染症で入院したから、心配はあるかもしれない。

その後は順調で、足取りもだいぶしっかりして、車いすや車への乗り込みも自分で出来た。
後で施設の人に聞くと、「ケアセンター隣の病院に泌尿器科はない」そうだ(^^;)・・・

■病院のずさん管理の件

実は、退院は少し前だったんだけど、介護保険の件、なんとかなりました!関係各位に感謝。
特に最初に気付いてくれた施設のケアマネージャーさんありがとう。(判定結果は想定外の要介護4になった!)

ただ、
私のミスではあるけど、毎月保険証を確認していた病院の会計の方、言って欲しかった(^^;)
まぁ、それで恨み節ではないが、退院の時にあった”事件”をメモする。

それは・・・
施設に母を届け、ひと段落した頃、病院から電話があり、
「タンスを点検していたら、金庫のカギが無い。しかも中にお金が入っている模様。」とのこと。
下着とかを入れるロッカーはレンタル品で、カギを紛失すると有償だそうだ。

そういえば、タンスの引き出しの中に小さい金庫(鍵のかかるケース的な)がくっついていたのを思い出す。
『どんなカギでしょう?使ったことないはずですが・・・』
何せ7カ月も入院していたので自信はゼロだ。

とりあえず、緑の輪っかのついた板状のモノらしいことを聞く。探してから戻ることにした。
当然見当たらない。見た覚えがないからなぁ。
母には・・・聞かなかった。環境が変わったばかり、感情の変化に悪い影響出そう。
当然探したけど無い。袋詰めしたのが自分だから、無いことぐらい分かる。

戻ると、看護師さんは明らかに疑っている。まぁ、そりゃそうだ。
「緑の輪を手首に付けていたような・・・」という看護師も出てきたが、
「いや、してなかったと思う」という看護師さんもいる。

『カギってどんなもの?』と聞いたら見せてくれた。
なるほど・・・全然見たことないぞ!

 


で、少しずつ思い出して来た。
最初に金庫を見たとき、『これどうやって使うの?』と思ったことを。
箱だけでカギらしきものが無かったなぁ。
『たぶん、病院に頼んでカギかなんかもらうんだろう』と考えたことも。

実は、このカギ、最初は金庫の横に付いて置いてあるものらしい。
ちょっとずつ言い訳に力強さが出てくる(^^;)
『最初から見たことないです。お金は小銭入れに入れてたし。』
「壊すと弁償必要」とか言うので、
『まぁ、ウチが無くしたのかも知れないので弁償しますよ』と言ってみた。

「じゃ、壊してでも開けてみよう」という力自慢の看護師もいたけど、
「レンタル品なんだから、総務に言おう」という常識的な看護師の一人が、
総務部に電話してくれ、総務の人が来た。

マスターキーみたいなもので開けてくれることになったので、
”弁償はキーだけで済みそう。樹脂製で安そうだ。”とちょっと安堵しつつ、
この頃には、多分ウチのじゃないと確信していた。

総務の人が開けて(私が立ち会って)みたら・・・

Tさん(男性)の年金手帳、通帳、介護保険証
Yさん(女性)の介護保険証
現金数万円(これが一番上にあった)
が出て来た!!!(通帳の中は見てない)

つまり、母が入院した時、既にカギが無かったことが証明されたわけだ!
総務の方が謝る。
昼時で忙しい看護師さんには、
『Tさんのモノでしたよ。Yさんの保険証もありました。』と言ったら、とても驚いた後、謝っていた。

一番疑っていた看護師さんは驚いてるだけだったな(^^;)

これ、TさんとYさんの関係は聞いてないが、どうなっているのか?
看護師さんは、Tさんは良く知っている様子だったが、年金手帳や通帳が残っているのはいかにもマズイだろう。
亡くなったと想定すれば、手続きも何手間か増える。

全体的に管理が杜撰なことが分かる。

あと、マスターキーがあるなら、こっちに言う前に開いて確認すべきだった。
あからさまに疑ってかかってこうなったら困るんじゃないかな。

まぁ、
ウチは介護認定が出る前だったし、また来るかも知れないので静かにしてたけど・・・
いつも広い駐車場が一杯の病院だけど、だからと言って全てがいいわけじゃない、ということ。

■母さっそく怒る

環境が変わると不安定になりやすい。翌日は休みだったがイロイロあり、夕方見に行ったら・・・
なんか様子がおかしいぞ・・・怒っている・・・

言い分を聞くと、
1.おしっこと大便を急にもよおしたので、施設の人に連れていってもらおうと思ったが、誰も気づいてくれない。(忙しそう)
「あの男は見てみぬふり」「女の人は帳面ばかり付けている」
しょうがないので自ら車いすを必死で動かして、トイレ近くになったら、「頑張ったね!」と近づいてきた。
結局出なかったが、食事時に大小漏らしたら周りに迷惑。いつ出るか自分でもわからんのに・・・

2.ベッドの横に簡易トイレを設置してくれたが、高さが低くて、とても使いにくい。
しかもナカナカ流して(おしっこを処分して)くれない。

3.ナースコールのボタンを夜外していった。朝訴えたら付けて行った。ひどくないか?

4.一日ほとんど座ったまま。5~6時間。お尻が痛いししびれる。なぜ寝かしてくれない?
これも訴えたら、「忙しくて手が回らないから・・・」みたいに言われたとか。

といい、泣き出す始末。
元の病院に帰りたいという。

どれも、本当なら結構ヤバい内容だが、過去の例からすると”かなり盛られている”ことがあるので注意必要だ。

1,2は気持ち次第。結構盛る。トイレの処分はしてなかったが、みたところ1回分だった。
3.は体にセンサを付けていて、下にマットのセンサも設置してあったので、理由あるかも。
(センサは、「寝返り打つと痛い」という本人の訴えで途中で外したらしいが)
4.は土日ということもあるが、ホントかも。確かに、各部屋にほぼ誰も残っていない。

とりあえず、女性職員が「何かありました?」と聞いてきたので、お知らせしてみた。
ナースコールのボタンの件は、『ホントですか?』みたいに言っていた。

「昨日まで病院にいたので、急に座ってばかりでは辛いと思いますから、寝かしてあげて下さい」と言っといた。

母にも、「すぐに怒って職員に当たり散らさず、コッソリ私に言え」と言っておく。
念のため、調べる必要あるだろうか?

多分、数日様子見で済むような気がする。

まぁ、確かに、言われてみれば、
いつみても。ほぼほぼ帳面を付けている職員はいる。
イマドキの介護は記録が大事なので、大変なんだろうと思う。

ただ、最初のイメージを引きずる老人が多いのは十分承知のはず。
ぼけ老人の観察眼を軽く見てはいけない。

ちょっと残念。

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