その３以降、実は、当初入院予定3カ月のところ、1カ月半くらいで容体改善し、退院した。
それは良かったのだが・・・
良かったのは退院して施設に戻り1週間くらいだけだった。
その後、「便秘になった。良く寝れない。」とかでイライラしはじめ、
言動が荒くなってきたと聞く。退院後2週間後に病院に診せに行くことになっていたので、私が連れて行った。
朝 迎えに行くと、既に着替えて手提げバックも横に置いて仮眠している。
この段階では、イラつく様子はなかった。
そこで、
1週間後に迫った長女の結婚にビデオメッセージを撮ってみることにした。
まぁ、これが最終トリガーだったような気がするがこの時は気付かず。
おだやかな感じでおめでとうのメッセージが一発完成！
イイカンジに仕上がった。母にも見せて、ソコソコ満足そうだった。
その後、病院へ行き、診察してもらう。
春らしいズックを買い、簡単に外食して施設にもどった。
すると、母が、「お祝いのお金をあげたい」と言う。
『お金なんていいから元気な顔を見せるのが一番！』と言ったのだが、
これもたぶんかなりマズかった。
この時は一旦収まった感じだったのだが・・・
帰った後、電話がある度に、
「遠くで式を挙げるのに 真剣に取り合ってくれない」
「私のお金をドンとやってくれ」
「なぜ＊＊＊さんを呼ばない？」
「私は 行っても何ももらわんぞ！」
など、良くわからない内容になりつつボルテージが上がっていく。
電話に出ても泣きながら一方的にまくし立てて切る！ので取り付く島なし。
真剣に取り合わないのは、過去に別件で、誰かにお祝いを渡した後、「お礼のことばもない！」などと怒り心頭だったことがあり、ホントに無かったのかどうか不明だが、いずれにせよ、これはこれでとてもメンドーなことになった。
お金をやれ もそう簡単じゃないんだなぁ。
お金が無いからやれん！を強調すると、それが心配のタネになるし、難しいところ。
でも、最初に「あぁ、そうしよう」と言っておけばだいぶ変わったかも知れない。（その後 お礼問題 が発生するが）
＊＊＊さんを呼ばない？ はちょっと前までは「必ず無理するから終わってから声かけろ」と言ってたじゃない、という感じ。
私は行っても・・・ だいぶ前に 遠いから行けない と言ってた・・・
その後、どんどん高揚し、薬や食事を拒否し、暴言やら無差別攻撃をするようになり、遂に病院に強制連行！
もはや、孫のお祝いはどこかへ行ってしまい、私を困らせることを考えるモードに入った・・・
狂暴の介護は大変だ。電話だけの私はまだマシで お世話の当事者は幾ら仕事とはいえ嫌だろう。
確実に追い出される！を覚悟した日になった。