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能登地震:被災者生活再建支援金制度のこと・・・結局もらえないんだねぇ

そんなうまい話は無いと思ったけど 制度がちょっとねぇ・・・というキロク

 ある日の新聞の片隅に、『奥能登だより』というのが出ていて、能登地震に関して、
被災者生活再建支援金制度のご案内 があった!ウチは、一部損壊 という罹災証明をもらっている。なになに・・・5万円が貰えるのか?!
申請期限は災害発生日から13月以内だそうだ。

役場に電話してみる。
「罹災証明はだしてもらった。一部損壊。母の家だが、現在は別の市の施設にいる。申請できるのか?」と聞くと、
『罹災証明とお母さん名義の通帳があれば申請できる。ハンコは不要。』とのことだったので行ってみた。
ま、ほぼダメだったんだけどね。

役場で担当課に行き「申請に来た」というと、『それならあちらの特設会場で対応します』と案内される。
そこには恐らく他県から応援に来ている係の人が案内人として立っていた。
「というわけで施設にいて住んでないけど申請できる?」『罹災証明に【非住家】とあるので、申請できないですね!』とのこと!!マジかー😨
説明によると、
・この制度は特定の建物に対する支援ではなく、被災者の生活再建支援となっている
・よって、被災者が、その施設(アパートとかでもOK)で被災し、被害を受けたことに対して支援する制度
・本人のいない空き家が被災しても出ない
・もちろん、施設が被災していれば、申請可能(この場合、施設に昨年12月~1月にかけて居たことを証明必要)
とのことだった。

まぁ、田舎の役場に色んな制度が来て、全員把握するのはムリだろう。無駄足だったけどしょうがない。


ただ、ちょっと思うのは、
私のように空き家がどんどん壊れていくけど、直そうか放置しようか迷ってる人たちに、諦めるキッカケを与えると思う。
地震の時、そこに住んでいなければ、支援金は出ない。
思い返してみれば、今回の地震で私の実家(母)は公的支援を一切受けられない。対象じゃない。
唯一、私の勤める会社から”お見舞金”を頂いたのみ!ありがたや~
空き家を支援することは出来ない、というのはわかるが、空き家を増やすキッカケになるだろう。
ウチの実家はもうトイレも使えないし、井戸も出ない。ふすまは閉まらないしサッシもギリギリ閉まる程度。棟瓦は捩じれてる。でも一部損壊なので、公費解体は対象外。
空き家として放置決定です!
周囲に家はない。燃やすか・・・🔥

こんなのがメチャクチャ増えると思う。
能登への支援は驚くほど遅くて手薄。
広い所にポツンだから、効率もメッチャ悪いし費用対効果も上がらないのはわかる。
思い切って、人々を何カ所かに集約するような政策が必要なのでは?
能登の人は、全員が志賀より南に集まる、とか・・・
原発に何かあったら、志賀より北は逃げるところがないから、心情を無視すれば合理的だと思う…

母の 戸籍謄本、住民票、印鑑証明、罹災証明

能登地震で壊れた実家の屋根を仮修繕!!

令和6年能登半島地震

草刈り後に地震に遭う!!

電車の中で地震

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