母が病院からケアセンターに移って、1.5カ月位経った頃、いよいよ”春と秋の危険な期間”に入るので週に1回位は行っているおかげなのか、落ち着いた感じだった。
今年は大丈夫なのか・・・いや、環境が変わったばかりだからだろう・・・
と思っていた。
以前は寝てばかりだったのに、ここではほぼ座っている。やはり緊張感あるのかも。
と、以前から、「おしりの調子が悪い」と言っていたが、更に、「背中が痛い」「腰が痛い」なども増えて来たころ、親戚のおじさんと娘さんがお見舞いに来てくれた。
母の喜びようは大変なものだったらしく、センターの人も驚いていた。
ガマンしていたのかも。その翌日、いよいよ起きられなくなり、更に翌日入院になった。
ケアセンターでは、病院に行くときは、家族同伴が求められるようで、保険証も家族が持っているから、急な場合は困る。
もちろん、自宅にいたと思えば、当然のことなんだけど。
更に、入院がとりあえず2週間程、と決まると、「持ち込んでいる衣類などは一旦全て持って帰って下さい」となる。
部屋を空けてしまうようだ。
当然だけど、とってもアッサリしていて、紙袋に入れた母の衣類を見て、「あぁ、これだけなんだなぁ」としみじみ思う。
自分も何年かしたらこうなるんだなぁと。
ただ、そのような感傷的なことは長くは続かず。
入院の段取りが終わった後、母に会ったら少し元気を取り戻したようだったが、帰る時は寝ていたので、話をせずに帰った。
翌日の夜に行ったら・・・なんか顔つきが怪しいぞ・・・
「時計が無い」から始まり、
「私の衣類が前の施設で盗られた!」へ・・・
やっぱり来たか!!すごくウレシイ事と、すごく苦しいことが連続して起こったので、ヤバいとは思っていた。
話かけても「聞こえない」のでよりイライラするらしい。
「もう帰れ!顔見たくない」と言うので、「帰るわ」とサッサと退散。
10分もいなかったと思う。
現在、自分の体もイロイロあるので、結構疲れる。預かってもらってコレだから、老々介護は大変だろうなぁ。
さて、4~5日後、夕方行ってみると、少し改善していた。
「こんな遅くに仕事が忙しいのに悪いねぇ」。
お茶菓子も買えないと思うので、小銭入れに少しお金を入れて置いてきた。
あと、ブラシが置いてあるのに気づきちょっと喜んでいた。
2日後位に、病院から電話があり、
「主治医ですが、検査しても腰痛の原因は良くわからない。痛み止め飲んでいるが、感染症は収まって来た。数日経過見れば、退院は可能。ケアセンターと相談するか?」みたいな。
『私が間に入ってもわからないのでお願いします』とした。
本人は病院から早く出たいらしい。
まぁ、
ヒマだもんな。
母 再入院!
母 病院から電話・・・
母、お知らせする・・・
母、食べる!
母 退院!!その後