ARへの道(その3)

2014-12-28AR(拡張現実)もどき

■■■■■ 2014/12/30 21:10 に音楽のループのところを修正しました ■■■■■

1年ぶりだ!
年賀状の季節。今年もARで行こうとしたが、忘れてる・・・
初めて自分のブログが役に立つ!そうそうこんな感じだったな・・・などと。
とりあえず作ってみたら、「あら、去年とあんまり変わらない。」と妻の一言。

確かに・・・
ウチのMetio Creatorは Ver3.2.2だが、あれから1年経ってる。進化してるはずだー
と思いつつ1年ぶりに探しに行く。
まず、ダウンロード。ここに行く。(もうありません)

「Try」ボタンを押して進む。Buy押してもいいけど、約6万円だからねぇ。
デモ版の制約は2チャンネルしかない(2通りしか作れない)ことらしい。去年と同じだ。
登録してダウンロードし、インストールすると、元の3.2.2はそのままに、
Ver6.0.1がインストールされた。

進化していました!!
まず、絵が動かせるようになった!マイホームデザイナー+六角大王で描いた3Dをグルグル回したりできる程度なんだけど、それでも昨年より面白い。
設定もわかれば難しくなくて、時間軸上とその時の向きや大きさを決めると、その間は比例的に移動回転拡大縮小などしてなめらかにつないでくれる。しかもエンドレス状態で動かすこともできる。

更に、画面をタッチした時に別の動きを設定できた。
つまり、最初に起動する動作とタッチした時の動作を1つずつ設定できる。
ホントはもう1つ欲しいとこだけど、まぁ2つでも年賀状なら十分。
動作の設定は、アニメーションを設定した後、対象のモデルに座標軸が出ている状態で右クリックしプロパテイ→Behaviorを選択すると下図になるので、

こんな感じで定義する。ここでは、
・ARが起動したら、まずAnimation1をエンドレスで表示し続ける
・スマホをタップしたら、Animation2に切り替え、1回だけアニメーションして止まる
というもの。Animation1はクルクル回転するものにし、Animation2はおじぎする動作にしてみた。

更に、音楽も付けることができた。好みのmp3ファイルを定義すれば、画像を出しながら音も出せる。
これは前もできたのかも。今回やってみたら出来たというだけ。
音楽ファイルを貼り付けると、それに矢印が出るのでプロパティをひらく。

ここでは3Dモデルが出たら音楽再生開始し、音楽はリピートするようにした。
(このLoopのところを”Hide a 3D model”にしたら、音楽が終わると3Dも消えるようになる)
これでも、マーカーを見失うと音楽は止まる。
見失った後、また見つかると続きから再生するのが素晴らしい。

他にも色々リンク可能なようだ。

但し、ファイル名に注意。英数字しか受け付けないもよう。ファイル名にひらがなを入れていたら上手くいかなくて、気がつくのに半日くらいかかった。
もう1つ、アニメーションの設定時によく間違えるのが、

メイン画面でアニメーション2を選んで編集始めたはずなのに、プロパティから進むと、
必ずアニメーション1の設定画面が開く。で、間違えて編集してしまう・・・
あと、メイン画面で例えば20フレームを選択して動作を決めたつもりでも、プロパティを開いて
「Add new key at frame」の横の数字はかならず25。うっかりAdd keyを押すと、常に25フレームが書き変わる。
これもついついやってしまう。ここの数字を目的のフレーム数にその都度書き換えてAdd keyを押す必要がある。

というわけで設定完了状態がこんな感じ。

去年より進化した感じになったのでひとまず良かった。
しかし、今年も画像処理ソフトやMP3変換ソフトまで使って、結構大変です。
マルチメディアとは大変なんだなぁ、と思うけど、無料でここまで出来るんだねぇ、と思ったり。

では、良いお年を~