火災保険と個人情報保護

2013-05-19介護

■■■2013/5/26追記
その後、振込確認のハガキが来て、
郵便局だと判明しました。
継続できるがなんか複雑■■■

先日、とてもイラッとしたことがあったのでここにメモしとこう(^^;)

実家の母が施設に入ることになった。この顛末は大変だけどなかなか興味深く、もしかすると他の人への参考になるかも知れないので いずれ書くとして、今回は保険の話。


要介護がつく位なので、ちょっと怪しい母なのは確かなんだが、母名義で火災保険に入っている。保険のおばちゃんが来たらしく、去年の契約だ。
この保険、掛け捨てだが、なぜか5年契約となっていて、しかも、5年契約なのに、掛け金は毎年1回ずつ払うシステム。
年1回払いの5年契約だ。
先日帰ってみると、保険会社から証書とお知らせが来ていた。内容を見ると、5月末までに支払いを済ませないと、2年目は無効になるらしい。証書を見ると、口座引き落としになる設定のようだ。

母に、「どの通帳から引き落とし?」と聞いても、あやふや・・・そこで、お知らせに書いてある「お客様相談」に電話してみた。
オペレータが出て、『どんな御用?』
「火災保険の契約で聞きたい。支払いについて教えてほしい。」と言ったら、『まず、あなたは何者ですか?』と言う。まぁ、確かに名前は名乗ったが、契約者との関係は言ってない。「息子です」『同居ですか?』「いえ、同居はしていません」
『では、契約の情報についてはお教えできません!』

この時点で、・・・おっと、面倒くさい個人情報保護だなぁ・・・と思ったが、まぁ、昨今では仕方ないか。「じゃ、契約内容については、特にいいから、お金の支払い方を教えてほしい」『それはできません。契約者様が必要です!』

埒があかないので、一応母に替わった。何やら、本人確認の為に色々聞いている。住所、証券番号は聞かれたようだが、他にも何か聞かれ・・・結局、
本人確認が取れなかった(ToT)

母が、「私はよくわからないので、息子と話をして欲しい。保険に入る時は簡単なのに、なぜ答えてくれないの?」みたいに言っているのを聞いて、とても悲しい気持ちになる。無理に電話を代わり話しをするも、『教えられません』

「うちは金の払い方を聞きたいだけなのに・・・もういい!!!」と電話をブチ切った。

その後、10分位して向こうから電話が来た。
母になにやら説明していたが・・・結局、郵便局の口座から落ちるのか、銀行の口座から落ちるのかは分からない。(私は話をしなかったので詳細不明)
銀行の口座は整理したので、銀行だと契約切れだ。

しかし、貯金でも、降ろす時は暗証番号いるけど、入金時は不要のはず。なんで保険は掛け金の入金に本人確認が要るのか? そんなに他人の火災保険に入金して放火するの???
もし、そうだとしても、これからの高齢化社会に、この本人確認の方法はNGだと思う。
せめて、「声紋確認」位のハイテクが必要だろう。
また、わけわからん人に契約を結ばせるのは合法か?(契約当時は介護認定を受けていないから合法だろうなぁ)
こういうケースは増えるはずだ。


田舎では、よくわからない老人に無理な売りつけやダマシの業者が来る、という話がよくあるが、あれ、怪しい会社だけではないぞ!
うちの母の場合、もうだいぶ前だが、地元の農協の本店と支店で別々に火災保険を掛けていたことがあった。
担当者が自分の契約件数を伸ばしたかった(ノルマがきつかった?)からだ。
「燃えたら、2つ共出るのか?」『いえ、片方しか出ません』「・・・同じ農協系列で重複していることがわからんか!

おそらく、十分わかっていたと思う。 今でも全国を見ればあるんじゃないか・・・
他にも、葬式の互助会でも・・・

田舎こそ油断できない。

介護認定への道(1/4)

 

介護

Posted by mmhトホホ