3Dプリンターに排気ダクトを設置した!

2023-02-013D Printer!, マイホームデザイナー

やっぱりニオイを防ぎたい!?・・・・というキロク

  ANYCUBIC Kobra Neoにハードカバーを設置して、ニオイはだいぶ防げるんだけど、実は底が解放😄なので、完璧じゃない。xyzprintingタフPLAよりANYCUBICのPLAの方が少しニオイが強い気がする。
そして、ANYCUBICのPLAを使い切り、SUNLUという会社のPLA+というのを買ったら、これがもうちょっとニオイがする。 設定温度が高いからか。
PLA190度~に対し、PLA+210~。その分ニオイもするんだろう。 一度ABSを使ってみたら、これは段違いに臭う!
更に温度が高い(230度~)からだよなぁ。

ニオイ少なくても、樹脂を融かしているんだよなぁ・・・
そこで、排気ダクトを取り付けてみます。
プリンターを窓の下に設置して、窓から排気する形。窓の外はウチの物置直結。風雨の心配はありません。
 
まずは構想から。
ザックリこんな感じ。
窓枠に余っているプラダンを切って嵌めこみ、穴を開けてダクトを繋ぎます。
プリンターカバーも同じ。ダクトはコメリのΦ75 アルミダクトにします。
長さ3mで580円と激安。
ハードカバーにはファンを付けましょう!
ファンで押し出す感じ。窓側に付けるより配線が楽そうなので。
窓側は、虫が入ってこないように、
メッシュかスポンジを挟んだ枠を取り付けたいトコロです。

まず、ファンを購入!キーエンスかと思ったら、キーナイス。
品物はちゃんとしていて、静かでした。風量は3段階。USBで動きます。
 
アルミダクトは、
Φ75より小さいのは無かった。

実際のダクトブラケットは、
充填率20%、積層0.3㎜、100mm/s(ウォール60mm/s)、22.69m使用、68g で、1個 3時間20分。2個作ります。
実際は1個65gだった。
繋ぎ目のようにクッキリ。まぁ、これは集める設定なのでしょうがない。また内側が結構粗い。
内側にも継ぎ目と、焦げ目らしきものもある。
外形はΦ73丁度です。Φ75ダクトなので、ガバガバです。Φ74でも良かったかも。
テープを巻いて調整します。

メッシュはこうしました。
約1時間半。(充填率20%、積層0.3㎜、100mm/s、7m消費)
実測20gでした。
1㎜にしたら細すぎたか、1.5㎜にすべきだった。一部欠損しているとこありますが、使えない事はないかな。こういうのは50mm/sとかでやった方がいいのかも。
外側に出る部品になるので、紫外線対策として塗装します。


次に窓枠用のハメ板を作ります。
計画は 170幅×565高 ですが、少し広げて 190幅×575高 とします。
t4では薄かった。2枚作って重ね、8㎜厚にします。

丸穴は、超古い丸穴カッターがあったのでこれを使います。たぶん初めて使う😅
切れ味抜群!神沢鉄工製です。
取付穴は小さいので、ハンダゴテで開けました。
続いて、切断面をガムテープで埋めます。ここからストローのように煙が入りそうなのでその対策。

最後は、ハードカバー天面に穴を開けます。
ダクトのフランジ面に両面テープを貼って、プラダンに密着させます。ここから漏れないように。
ファンを取り付けます。ガードを外して、M5×20のタッピングネジで留めました。
ちょっと長めで締まりきらない感じだけど、これしか無かった。

照明も取り付けました。ダイソーで2mのLEDが550円。しかも5V、USB仕様で、裏面テープ付きです!
プラダンをアルコールで拭いてから付けると、結構バッチリくっつきました。
長さもちょうど良かった!!
但し、ファンもLEDもUSBのケーブルがちょっと短い。延長ケーブルを買いました。
ナント、1個780円。2個で1560円です・・・これが一番高いぞ!
ちなみに、ダイソーの2.5mのヤツはダメです。ファンが回りません。電圧低下が激しいようです。

窓枠側も隙間風が入らないように苦労しましたが、隙間を埋めるだけです。

試しに印刷した感じではニオイはほぼ大丈夫。扉を開ければ臭うけど、締めておけば気にならない程度。
逆に、少し排気が多いかも。カバー内の温度の上がり方が緩やかで、30度を超えることは無さそう。
ABSをやる時は穴を小さくする等の工夫が必要かも。

照明がついてより明るくなったので、使い勝手もいい感じです!
ただ・・・
最近、電源を入れると本体下部ファンの「ぎーっ・・・」という異音がする。その後、静かになるんだけど。
やばい兆候かも・・・😨
 

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