3Dプリンターが動かなくなった!→復活!!

2022-01-223D Printer!

メンテナンスを頑張った・・・・というキロク

  ウチの3DプリンターはダヴィンチJr1.0というモノ。
2015年に買ったヤツ。年代モノだ。
6年間で使った時間は、

約330時間。不具合もあったけど、結構頑張っている方でしょう。XYZprintingは信頼できます

しかし今回は・・・
プリンターヘッドの温度が上がらない!絶望的です。エラーコード14
電源OFF⇒ONでは解決せず。ヤバいようだ・・・

 


まぁ、結構前からギーコギーコと音もウルサイので、この際だからバラして点検します!
今回も、
ノズルクリーニング
https://www.youtube.com/watch?v=ZIuyXQroetU
ドライブギヤ(フィラメントを送るところ)のクリーニング
https://www.youtube.com/watch?v=WlpaN-uQQ3Q&t=23s
それと、バラシかたの詳細は
http://ftmember.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/jr-10-a3f8.html
を参考にさせて頂きました。ありがとうございます!どれもなければ無理でした。

おそらく、ノズルが詰まっているんだろうと思ったんだけど、ギーコギーコ言うのは送り側。
そもそも、ヘッドの温度が上がらないので前に進まない。
でも、メンテナンスモードで、ノズルクリーニングにすると上がることがわかった!壊れてる訳ではなさそう。
そこで、とりあえずヘッドを外す。ユーティリティにモードがあります。
トルクスネジのドライバーはかなり前に100円ショップで買ったヤツ。
次に扉をバラします。
開いた状態でネジ4本を外すと取れました。
次は天板。2本外して後方へスライドすると取れます。
ネットでもよく割れている、と出ているカバーは、私のは左右全部割れてた😱
もはや意味ない位に割れてます!4か所共。
オレンジのカバーはXYZprintingのYouTubeビデオを見ながら抜きました。(水平に抜くだけ)
続いて、黒い部品を外します。
この2か所。
ようやく、フィラメントを送る部分のカバーが外せます。これが結構大変!
ネジ4本を取ります。1本落としてしまい、見つからず・・・部屋のどこかにある・・・
意味が無くなったサイドカバーの留めネジを使ってノープロブレム。
いよいよギヤのカバーを外します。これが結構ムズイ。
まず上の形にします。実はこの時、配線のコネクタを1個 強引に引き抜いています。
(カバーをこの形にすると、自然に抜けちゃう)
でも方法はこれしかないのかな。
ここからレバーを乗り越えて、
こんな感じで抜けました。赤丸部分がカバーと共に抜けたコネクタです。
カバーを取ると・・・
思ったほど汚れてない感じ。掃除して、モータ軸とアイドラ軸にグリススプレーを少し入れました。
ギーコギーコ言わなくなったので、給油は効果ありです。
但し、フィラメントを送るギザギザ部分にグリスが付かないよう注意します。
元に戻す時は、まず下の赤丸部分のコネクタを外します。(XYZprintingの動画参照)
これがメチャクチャ固い!左側のデカい方は外さずに作業しました。
そうしたら、反対側のコネクタを挿し込んで、
カバーを戻します。カバーを付けたあと、もう一方のコネクタを挿します。
これは難しそうに見えて、意外にアッサリできました。
割れてネジ止め出来ないカバーは、テープで留めて戻します😅
1個ネジが無いのは、ギヤカバーに使ったため。

ヒーターヘッドは、
バラしてみたけど、外見に特に異常無し。
ケーブルを繋いでユーティリティのノズルクリーニングを選択すると、温度が上がりました。
100度位まで上がったら、付属のワイヤーをラジオペンチでつかみノズル先端側から突っ込みます。
メーカー動画では取り外してないけど、外さないと先端が見えない😨
先端は熱いので注意して抜き差しします。ついうっかり先端を触って少しヤケドしました・・・
 
全部戻して、ホースもつけて、動かすと・・・
無事動いたー!印刷もできました!
一応、PLAでやりました。
これまでの経験から、
・PLAは無色透明が一番安定する(色が付くと目詰まりしやすい)
と思います。
今回タフPLAは白色でしたが、印刷8時間位で詰まったようです。
タフPLAを使う時は、合間に無色透明のPLAを挟んで使うといいのかも知れません。
 
とりあえず、復活してよかったー!
グリスアップで静かになったのも良かった。
まだまだ使えそうです!!