能登地震で壊れた実家の屋根を仮修繕!!・・・今後どうする?

2024-05-20日曜大工, 日記

ようやく屋根を補修した・・というキロク!

 元旦の地震で壊れた実家だけど、家の中は玄関の内壁が崩れた程度で致命的ではなかった。
ただ、棟瓦がねじ曲がっている。直してくれるところがないので、放置していた。

2月初めにドローンで撮ったのがコレ。
放置したら、やっぱり雨漏りするらしい。天井のシミが増えたような気がする。
そこで登ってみることにしたんだけど、めまいがしたので様子を見ていた。
平屋だし、中学位までは気軽に登れたんだけど、ジジィだからなぁ。

めまいも収まったみたいなので、5月の連休を利用して登ることにした!
まず、装備を追加する!
滑りにくいは買ってある。作業用のゴム手袋も購入。
更に滑りにくい膝当ても探すが・・・ない。膝を瓦につけて作業することが多くなるので、膝に滑りにくいものがあるといいと思うけど、これがない。靴は、しゃがむとつま先しか接地しない。
探して見つけたのが、農作業用の膝当て。900円位。
これに滑りにくいゴムを貼る。量り売りで1m。450円位。
これをひざあての形に切って、
貼り付けました。結果を言うと・・・貼って良かった!まぁ効果あったけど、瓦が熱くなり、また瓦の上の汚れで効果は低下する。スポンジ状なので耐久性もイマイチかな。改善の余地あるけど、無いよりはずっといい。
移動や作業中も膝をつくので、滑り止めが重要です。
ゴムの手袋も必要!天気いいと瓦が熱い!!ゴムじゃないと滑る!!!でも手の甲が布地の手袋の方が汗が少なくなるのでいいでしょう。


ここからはど素人のジジィが瓦に登っての感想。
★棟瓦のズレに対するブルーシートを掛ける為のメモです★
・一人で作業するのは結構大変で危険!特に梯子の乗り降りがヤバい。
誰かに梯子を支えてもらう必要あります。荷物の上げ下げもあるので、2人以上作業必須です。
屋根上も2人いる3人体制だと捗りますが、今回程度なら屋根上1人でもなんとかなりました。
作業は2時間位だったと思います。
・2階建ては、素人はやらない方がいいと思う。落ちたら終わりです。
(1階でもヤバいけど・・・)
命綱をつけるべきだけど、素人では準備が難しい。
(今回も、横移動中に脚がもつれてちょっとヒヤッとした)
 昔、
何度か上ったことがある屋根なので、ギリなんとかなった感じです。
・万一の為、ヘルメットは必須ですが暑いと汗が滴り落ちます。これで滑りそう😱
頭とヘルメットの間にタオルを挟むとかなり軽減しました。
・棟瓦のずれ具合にもよりますが、ウチの状態で、手で動かすことは出来なかった・・・
そもそも構造が分かってないので無理に動かそうとして最悪になるのも困る。
なので、そのままの状態でブルーシートを掛けました。
ブルーシートの幅は1.5m程度必要でした。
 1m程度にできるとこじんまりとまとめることできたけど、
それだとずれた瓦が少し顔をだす・・・
ブルーシートの幅は事前に整えておく必要あります、屋根の上で調整するのは危険です!

今回は、約10間の長さなので、約9m+α(柱とか壁)です。
ブルーシート
は、#3000という厚さの、3.6m×5.4mを2つ買いました。
鬼瓦を隠すには、あと2m位必要だったようです。鬼瓦はほぼズレていなかったのでヨシとします。

1つ1780円。屋根の補修に使う場合#3000以上じゃないと、太陽光で数カ月でダメになるそう。#3000だと1年位はイケるらしい。それ以上厚いヤツはコメリに見当たらず。
3.6mの方向を半分に封筒折で折ると、約1.6mちょっと。合わせ目をガムテープで固定し、裏になる方を外側にして巻いておきます。この方が屋根の上で広げやすい。

ガムテープは、ネットで評判のいい エースクロス01150幅×20mを使いました。1個660円位。耐光性があるようです。
これ、指にめっちゃくっつく! 屋根の上で作業する時は、ゴム手袋を外す必要があります。
なので、腰に付ける作業用の袋というか工具入れ的なものが欲しい。今回は無くて不便でした。
事前にテープを切って並べておくのもいいかも。私は屋根の上で1枚ずつ手でちぎっていたので、まぁまぁ大変でした。

マイカ線というのも必要です。紐です。耐光性があり、ビニルハウスで使うものらしい。
コメリにはマイカ線と書いたものはなくて、それらしいヤツを買いました。中に金属の線が2本入ったモノらしい。ワイヤー3本だと結びにくそうなので2本までだと思います。

土嚢は重要です。
コメリでUV土のう袋10枚買いました。5枚で398円。UV対応がいいと思ったけど高い。しかもデカかった。真ん中で縛って使いました。普通の小さい土のう袋を2重か3重にして使ってもいいかも知れない。
1人で作業する場合、土のうは必須です。少しの風でもシートがめくれる!ほぼ微風だったのにムリでした。テープで仮止めする暇さえありません。 土のうで仮押さえしないと次の作業に移れません。

土のうに入れる砂利は1袋218円。

20kgを10袋の土のうに入れたので1袋約2kgです。これで十分なのか?わかりません。
でもこれ以上重いと、持って移動するのが大変そうです。砂でも良さそうですが、雨で袋から溶け出さないか心配だったので、砕石にしました。セメント用なので安いのが魅力。


紐をかける前の状態が、
こんな感じ。この後、紐を掛けたけど写真わすれた😅
ブルーシートの両端と、瓦の凸部とブルーシートはテープで留めました。YouTubeを見ると、プロは瓦の下方から吹き込まないようにテープで密閉していましたが、そんなに上手にできない😅のと、瓦が下の方はあまりズレていないのと、紐を掛けるので、密閉せずに瓦の凸部をテープ止めするだけにしました。紐は瓦に引っ掛ける用にして、シートを抑える感じにしました。一人じゃ無理かと思ったけど、1.6m位の幅なら片側からなんとかなりました。
今回、土のう袋を5組(10袋)使ったけど、あと5組か10組置けば、紐かけ不要だったかも。その方が作業も早く終わりそうです。


あと、「作業する時は、長袖長ズボンがいい」という情報ありましたが、この季節なら、半そで長ズボンが安心です。というのは、
テープを切ったりするとき、ウデを瓦につけると強力な滑り止めになる、からです。
もちろん、暑すぎるとやけどするからムリですが、そうでなければとても有効でした。
夏場は長袖に滑り止めのプロテクターを付けた方が良さそうです。素人とプロとは全く違います。

事前に瓦の汚れや土を掃除しても、とにかく瓦は滑るので、要注意です。

無事に作業を終え一安心。その後、数日は筋肉痛に苦しむことになります😅
一週間後に確認しました。

紐かけは問題なさそうだけど、右端の土のうがだいぶズレてる・・・
こりゃ早めに直した方が良さそう。

来年の今頃までには瓦屋さんになんとかしてもらいたい。

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