わかりにくい介護保険・・・なんとかならない?
毎年 介護保険制度でオロオロする・・・というキロク
介護保険にお世話になっている身としては、言いにくいことではあるけど、
この制度はとても分かりにくい。しかも毎年結構変化する。
母の場合、
1.後期高齢者医療被保険者証(まぁ、75才以上の保険証)
2.介護保険被保険者証(介護保険の保険証 要介護認定申請に必須)
3.後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証(長期入院割引等を受けられる)
4.介護保険負担限度額認定証(介護施設に入っている時、割引適用される)
上記は どれも有効期間が約1年。期日近くになると、これらが別々に郵送されてくる。
3.は、長期入院(年間90日以上)した場合、役場に申請して「長期入院該当年月日」のところに役所の認可を受ける必要があるようだ。病院の食費が安くなる。
4.は、介護保険施設に入ったり、ショートスティを利用した時の自己負担軽減がある。これも申請が必要だ。
人によって違うから一律にはできないのだろうけど、バラバラと役所から送られてくる。
医療費の明細に挟んでくるから、ますますわかりにくい。(ウチの役所の場合)
更に、この間に介護認定などもある。これは施設に入っていれば、施設の方で段取りしてくれるが、入院していたりすると、忘れられることがあるようだ。介護認定が無いと、施設に入れない。
このシステム、老々介護のじいさんやばあさんだけでなく、我々オッサン世代でも難しい。
なんとかならないのか?
そもそも、こんなに分ける必要があるの?1枚にできるんじゃないか?申請しても審査するはずだ。それなら申請しなくても審査できるはず。情報が全て役所にある。申請しなかったら出さない、として、介護施設から追い出されそうになり、慌てて手続きに走るのは、役所も面倒じゃないのか。
QRコードが保険証に印刷されていて、これをスマホで読み取った病院系の事業所が確認できるようになっていれば、その都度印刷する保険証は要らんように思う。
マイナンバーを登録したら、もちろん、マイナンバーカードで全てが済まされるようになるのだろうか?
更新時期が来ると、何か忘れていそうだ・・・と心配になる。
実際何か忘れているし(^^;)
今年は、更新したのが来たけど、3.の長期入院がいつの間にか外れていた。病院から、「食費が高くなるので、申請して下さい」と言う。役場に電話したら、「前年度が90日無かったので・・・」というが、90日以上入院しているぞ。「発券時には達していなかったのでは・・・」というが、そんなことはない!
「証明する病院への支払い領収書のコピーを出して申請して。」と言う。まぁ、こっちはもらう方だし。
コピー持って役場に行く。何せ車で2時間かかる!提出したら、即座に新しい3.が出された。
しかも、この時、「4.も切れるはずですがどうです?」と言ってくれればいいのに、補助したくないのだろう、言ってくれず。
退院して施設に移動後、施設から、『4.を申請して下さい。無いと高くなりますよ。』とアドバイスがあり、役場に電話したら、「そうでした・・・」などど言う始末。
役場に行った時、”今日退院して施設に戻る・・・”と話したのに、教えてくれればいいじゃないか!
ホント使えんヤロウだわ。結局自分の仕事が増えるだけなのに。
「HPに申請書があるので、それに書いて郵送でOKです」と言う。まぁ出してもらう方だからねぇ。
これも、ウチの田舎のオジサンたちは出来るのかな?みんなスゴイ。
送ったら、翌日電話があった。「2枚あったはずです。1枚はOKですが、1枚足りません」と言う。
『もう1枚は、本人の署名と配偶者の署名をする紙だったので、母は書けないし、配偶者はとうに死んでるから、不要と思いました。1枚目に必要事項と私の署名捺印ある。』と答えたら、
「本人の署名を貴方でOKですので書いて送ってください」とのこと。
まぁ、もらう方だから書いて出したけど、
何のための書類なの?
相変わらず非効率的なシステムだ。
必要な理由も考えずに仕事してるのかな?
人のふり見て我がふり直せ
をふと思い出す。
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