母 暴れる2!その6
そういえば、入院後4,5日して元の施設に電話し、
「1カ月位おいてと言ったが、病院も長くなるようなので退去します。来週荷物取りに行くので、退所手続きも一緒にしたい」と言うと、
「えっ?次決まってないのに大丈夫?」と心配されたが、確保していてもお金がかかるだけだし、どうせ嫌がられてるんだから退路を断った形。施設の人もホッとするはず。
あと、傷んだ自宅の増改築を考えていたが、これも中止することにした。毎週忙しいのと、金銭的にもどうなるかわからないので、控えようと。色々考えてくれたリフォーム屋さんには申し訳ないことになった。
退所の為、施設に向かう。
ほぼ5年居て、月に1~2回来ていたから、少なくとも50回は来ただろう。
まさしく、生きてここを出るとは・・・
もちろん、追い出されたことを本人は知らない。
と思っていたが・・・
しばらくして、母の感じがだいぶ落ち着いた頃、母と話をしていると、「私の荷物は家に持って行ったのか?」と聞いてきた。
『ああ、実家に持ってったよ』と答えてみる。
「あんなことしたし、しょうがないねぇ・・・」みたいに言う。
『誰かに聞いたの?』と聞くと、「いや、聞いてないけどわかってる・・・」
どこまでホントかわからないが、ホントだとすれば、病院に来る際には、かなりのやりとりがあったんだろう。
施設の方の安堵感は半端ないに違いないと改めて思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません