WEB面会のその後
母とのWEB面会でイマイチだと思う事・・・のキロク
母の入院している病院ではWEB面会が実施されている。もう2カ月位になるかな。
これが意外に好評で、土曜日はほぼ埋まっている。WEB面会の早期開催を催促した私としては、土曜日に予約が取れなくて困るけど、まぁしょうがない。
何しろ、直接会うことはできない。これは入院してる人全員だ。
WEB面会は、1患者様に対し、1週間に1回だけで1回は5分間の制限がある。
面倒を見る方は大変だろうから、わからないでもないが・・・
ホスピタリティ的にはどうだ?
施設から病院へ渡り歩く母の場合、2月位から会ってない。もう半年だ。
最初はインフルエンザ予防対策、後半は新型コロナ対策だ。
ウィルス対策としては有効だが、心のケア的にはまずくないのか?たぶん、お世話している方々への嫌な負荷が増えているはず。認知症でも完全にわけわからん人は少ない。「誰も来てくれん・・・」と思う心は態度に出る。お世話する人はより大変だと思う。
更に、システムにも問題がある。
1.顔は映るが、声が伝わらない
年寄は耳が遠い。ヘッドフォンを付けるとか、デカいスピーカーを横に置くとかして欲しい。
何を言っているのか聞こえずに、悲しそうにしている。
2.電波が途切れる
環境が悪い(病院には遮蔽が多い)らしく、よく途切れる。5分間の内、
4分20秒位は途切れて分けわからん状態。
無料とはいえ、こんなサービスを提供して恥ずかしくないのか?
Wifiエクステンダー使うとか、そもそも有線LAN使うとかあるんじゃないの?
3.外部から接続不可
4階に入院している母とのWEB面会の為に、1階の専用部屋に行く必要がある。
1階と4階で病院が用意したipadを使ってFaceTimeで面会するシステムだけど、
バカげたシステム。最初はこれでもいいが、外部から接続できるようにすべき。
遠くから5分間の為に来て、約90%が回線接続不良だったらどうなの?
病院の品格を上げる最大のチャンスが来ているのに、「メンドーだ・・・」と誰かが思っていて見逃している感じ。
もっと明瞭につながるように、有線LANを使ったシステムにして欲しい。
スピーカを付けて音をデカくして欲しい。
遠く県外の人も面会できるように外部接続を考えて欲しい。
と切に思う。タブレットである必要はないし、さほど便利でもない。低速なWifi環境でTV電話は無理がある。
いっそのこと、
●近隣の方は、透明樹脂カーテン的なものを隔てて 面会
●遠くの方は、有線LANでWEBのZOOM的なものを使って面会
としたらいいのでは?
こんな刑務所的な感じで、仕切りがビニールカーテン的なら悪くないと思う。安上がりで触れるし。
1,2年知人と全く会えないまま、お世話されながら死んでいくボケ老人は、果たして生きている意味がどれほどあるのだろうか?今の調子だと1,2年どころか3,4年になりそう・・・
面会お断りのままで亡くなっているであろう最近の新聞のおくやみ欄を見ると、考えさせられる。
問題となっている安楽死と結果だけみれば大差ないんじゃないだろうか?
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