母 暴れる2!のその後2
更に翌日、朝から施設へ向かう。
予想通り、母は朝食もとらず ふて寝中。前日の夕飯も食べていないらしい。
「このまま寝てても良くならんから出よう」とか「起きてくれー」とか言っても、布団つかんで死んだふり。
『プロレスみたいに引っ張るな!』と睨み付けて布団に潜る。
前日の大暴れで体が痛いらしく、「このまま寝てても痛いのは収まらんぞ」には ちょっと反応したが、それ以外は聞こえないフリ。(元々よく聞こえないのでフリかどうかわかりにくい)
施設長と相談し、強引作戦を決行!
男性職員の方が、丁寧かつ強引に車椅子に乗せることに成功した。
さほどの抵抗もなく、その一瞬は行く気になったかのよう。さすがだ。
他の準備(着替えや上履き)に少し手間取ったが、私の車に乗せてなんとか出発!
でも車で約1時間、またまた色々と気になってくる。
「あれが無いこれが無い」などと言い、「トランクの中」と言っても聞かず、「帰る!」とドアを開ける!!
もちろん、施設の方が予めチャイルドロックを掛けてあったのでセーフ。私だけなら・・・転落だな。
病院に着いた頃にはイライラも頂点に!文句言いたい放題でタオル投げようとするわ、テーブルは蹴るし、紙は破るし、採血させないし・・・おかげで、入院必要という判断に至った。
施設の人達を罵倒し、私にも「もう2度と来るな!」。まぁ、こうなることはソコソコ予想ついていた。
驚いたのは、病院のシステム。
この症状が「入院時の状態」にちゃんと書かれている。”普通”の範囲らしい。
3カ月かけて、3段階を良くするシステムになっている。
看護師の方の態度も毅然としていた。
紙を破っている間は放置していたが、ペットボトルの水を撒こうとした時は、ガッチリ抑えて黙らせる。
とりあえず、落ち着くまで面会は出来ず。
今までも、会いたくないと言われたら、連絡あるか、こちらの都合があるまで会わなかった。
こんなことも息子じゃないと逆にやりにくいだろう。
幸い、施設側はちゃんと戻れるなら待つ、と言ってくれた。
3カ月で戻れるようになればいいのだが。
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